「英検って本当に必要?」 「周りが受験しているけど自分も受験しないといけないの?」そんな風に思ったことがある人はいませんか?近年、英検の需要が高まっていると言われていますが、その背景や知っておきたいこととは一体何でしょうか?ぜひこのブログを参考にしてみてくださいね!
「英検の受験者が増えている」、「英検の需要が高まっている」と耳にするものの、果たして本当に英検の受験者は増加しているのでしょうか。
英検の公式サイトに掲載されているデータによると、2019年度実施分の合計志願者数は約392万人ですが、2023年度実施分では約450万人となっており、英検の志願者数は5年間で約15%増加しています。
英語の能力を測定できる試験の中ではTOEICも有名ですが、TOEIC(TOEIC Listening & Reading Test)のデータでは、2019年度の受験者数は約220万人、また2023年度の受験者数は約176万人(前年2022年度は約178万人)であり、こちらは明らかな増加傾向であるとは言えないことが分かります。
英語を勉強していると、英検かTOEICかどちらを受験するかということはしばしば議論にあがりますが、TOEICの受験者数データと比較しても、英検の受験者が5年間で15%増加していることは非常に大きいように思います。
(参考:公益財団法人日本英語検定協会公式サイト、 IIBC一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会ウェブサイト)
それでは、なぜ英検の需要が近年高まってきているのでしょうか。
その理由として考えられることはいくつかあります。
まず小学生においては、2020年から英語が必修化され、小学3年生から学校の授業として英語教育が導入されています。それに伴い、英語学習の必要性を感じる人が増え、英語学習に対する意識が変化しているのではないかと思います。
英検は、各級毎にレベル分けがされているため、「次は何級に合格できるようがんばろう」という風に、英検受験自体を学習目標としやすいこともあり、普段の学習のモチベーション維持のために受験するという人も多いのではないでしょうか。
そして英検受験者の多くを占める中学生や高校生においては、やはり高校や大学受験で英検が活用できるということが、1つの大きな要因ではないかと思います。以前のブログ「英検を受けるメリットとは?大学受験で活用できる?」でも取り上げていますが、高校や大学によっては、英検の級を持っていると得点換算や加点、判定優遇など、受験で有利になることがあります。英検を受験で活用できる高校や大学は年々増えており、受験の準備として英検を受験する人が増えているのではないかと思います。
また社会人の英検受験について、こちらも増加傾向にあるようです。
その理由としては、社会的なグローバル化に伴い、ビジネスシーンでの英語の需要が高まり、自己のキャリアアップを目的として受験する人が多いようです。一般的にどちらかというとTOEICの方が、テスト内容としてはビジネス寄りだとも言われていますが、TOEICでは、「TOEIC Listening & Reading Test」と「TOEIC Speaking & Writing Test」の両方を受験しなければ、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測定することはできません。一方、英検はこの4技能を測定することができるため、ビジネスシーンで使える英語力がどの程度あるかということを証明するための1つの指標としても注目されているようです。
このように、英検の受験者が増加し、英検の需要が高まると、反対に英検をもっていないことによるリスクも出てくると言われています。
多くの人が英検を受験し、英検の級を取得している人が多くなると、受験や就職試験の合否判定の際に、英検が1つの判断基準となってくることも考えられます。その際、英検を受験したことがない、または級を持っていないとなると、受験や就職の際に周りと比べて不利になってしまう可能性も出てくるかもしれません。
このように、英検の受験者数が増えていることを知ると、今英検をもっていない人は、早く受験しないといけないのではないかと不安になってしまうかもしれません。
確かに上記のようにデータで見ると、英検受験者は年々増加し、その需要は高まっていると思われます。しかし一方で、英語学習全体の中の英検として捉えた場合、英検が全てかというと、そうとは言い切れない部分もあると思います。
英検は、あくまでも自分の英語力を測るための指標であると思います。
以前のブログ「英検に合格したのに、なかなか英会話スキルが上がらないのはなぜ?」 でも取り上げていますが、英語は言語ですので、「コミュニケーションツール」です。そのため、英検を受験や就職で活用するための「資格」として捉えるなら別ですが、英語で海外の人と円滑なコミュニケーションをとったり、ビジネスの場で人脈を広げたり、ビジネス成功につなげたいということであれば、英検に合格するだけではなく、英検合格も含めた上で、英語力を総合的に時間をかけて自分のものにしていくことが必要です。
「英検合格=英語学習のゴール」ではなく、英検は自分の英語力を測るための1つの「優秀なツール」として捉えておくと良いのではないでしょうか。
英検の需要の高まりがささやかれている昨今ですが、英語学習の本質や、自分が何のために英語を学んでいるかということを常に忘れないようにしながら、英検にも取り組んでいけると良いのではないかと思います。
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