Michèle Langevin

こんにちは、ミッシェル。出身はどこですか？

フランスのフォンテーヌブローです。

フォンテーヌブローとは、どんな街ですか？

パリから南へ70キロ程のところにあり、田舎ですね。

その街では何が有名ですか？

ナポレオンが住んでいたことで有名です。他には「ガレット」というお菓子があり、有名ですね。 パイのようなお菓子で、日本でも売っていますよ。生地の中にアーモンドが入っている、大きなケーキです。

そうなんですね。では、ミッシェルはどのくらい日本に住んでいますか？

47年間です。人生の半分以上、日本にいますね。

もともと、なぜ日本に来たのですか？

日本人と結婚して、日本に来ました。日本へ来る前は、パリで秘書をしていて、銀行でも働いていました。

ミッシェルは日本語がとても上手だと聞きましたが、いつから日本語を勉強し始めたのですか？

日本に来てからですね。日本に来たときはほとんど日本語を話せなくて、「いらっしゃいませ」すら知りませんでした。 しかし洋服の店をしているときに、お客さんと話しながら日本語を勉強しました。とにかく仕事をしないといけませんでしたからね。でも当時は若かったので、とても楽しかったです。

では日本に来た当初は、教師ではなく他の仕事をしていたのですか？

はい、そうです。名古屋の栄で、洋服の店をしていました。

そうですか。洋服の店での仕事はどうでしたか？

いつも繁盛していましたよ。お店の名前も「ミッシェル」でした。主人が洋服を作って、私は編み物をしていました。仕入れているものもありました。売っていた洋服は日本のスタイルではなかったので、個性がありました。オリジナルの服を売っていましたよ。

では、いつからフランス語を教えているのですか？

日本に来た後は洋服の店をしていたので、来日してすぐではないですが、フランス語を教えているのは、日本に来てからですね。

教師として大切にしていることはありますか？

気楽に楽しんで勉強することが大切だと思っています。 だらしなくなってしまったり、気楽すぎてもいけないですが、堅苦しい雰囲気で勉強するのはあまり良くないと思っています。生徒のニーズに合わせて授業を行っていますね。