「ボリューミー」は英語じゃない!?食べ物にまつわる英語のよくある間違いCommon English Mistakes Related to Eating Out

海外旅行で戸惑いがちなことのひとつに、「レストランでの注文」があります。おいしそうな料理の中から注文するのはとても楽しいですが、それが英語環境となると、間違って注文したり、注文しすぎたりなど心配事もありますね。ぜひこのブログで知識を取り入れて、海外のレストランで素敵な食事を楽しんでくださいね!

2025.7.11

この記事は3分で読めます

英会話でよくある間違い
Big Burger

先日、長久手市のはなみずき通校でのビジネス英語のレッスンで、私は生徒さんと海外のフードチェーンが日本に入ってくることについて話していました。最近、アメリカのハンバーガーチェーンであるWendy’s(ウェンディーズ)が緑区に新店舗をオープンし、名古屋へ来たのです。ウェンディーズはもともと私の故郷であるオハイオ州コロンバス発祥の店なので、私の中ではいつも特別な存在でした。

また、Cinnabon(シナボン)のシナモンロールを買うために夫婦で大阪へ行ったという生徒さんもいました。また米国で人気のハンバーガーチェーン、Five Guys(ファイブガイズ)は、全国に約20店舗をオープンする予定だと報じられています。

食べ物や外食が好きな人は多く、レッスンでもよく出てくる話題ですが、私は、皆さんが共通して間違うポイントがいくつかあることに気付きました。そこで今回は、外食にまつわる、よくある英語の間違いをいくつかご紹介したいと思います。

Wall Menu

「Many Menus」、それとも「A Big Menu」?

生徒さんが海外旅行を控えているとき、それが仕事の海外出張や個人旅行のいずれであっても、生徒さんたちがレストランでの注文について不安を感じることがよくあります。そこで私たちのレッスンでは、ロールプレイを通して、様々なレストランのメニューを用いながら、注文の仕方を練習します。生徒さんたちは、メニューに多くの食べ物が載っていると、しばしば驚きます。そして生徒さんたちはよく英語でこのように言うのです。「Wow, they have many menus!」

しかし英語では、「メニューブック」(和製英語)や、ランチメニュー、ディナーメニュー、ドリンクやデザートメニューのような特定のメニューについて言っていない限り、「menus」と複数形で使うことはありません。

単に、ひとつのレストランで提供される様々なメニューを指すのであれば、下記のような表現の方がより自然です。:

Incorrect and Correct!

Wow, they have many menus!

“They have a big menu.”

Let's read and learn!

“They have a big menu.”

“There are a lot of items on the menu.”

“They have a lot of options.”

“They have a wide selection.”

「A menu(メニュー)」とは、単に利用可能な品目やサービスのリストのことを指します。通常、着席式のレストランでは、メニューは手渡されるか、テーブルに置かれますよね。ファーストフード店では、メニューはカウンターの上に表示されていることが多いです。いずれにせよ、そのリスト自体のことを「menu(メニュー)」といいます。

Big Burgers

「Volume-y」、それとも「Big Portions」?

もうひとつのよくある間違いは、食べ物の量や大きさを表現する際に、「volume」という言葉を使うことです。中には「volume-y」と言ってしまう生徒さんもいて、思わず笑顔になってしまうこともあります。これはユニークな和製英語の例です。

英語では、食べ物に「volume」という単語は使いません。その代わりに、私たちはより自然な表現としてこのように言うでしょう。:

Let's read and learn!

“This restaurant serves big portions.”

“The portions are large at this restaurant.”

“This restaurant gives you a lot of food.”

“This restaurant gives you big servings.”

こういった表現は、大盛りであることが一般的なアメリカのような国で食事をする場合に、特に役に立ちます。注文が多すぎないか心配なときには、「How big are the portions here?」や 「Is the portion size large? 」と店員に尋ねてみましょう。

Carry-out Cups

「L size」、それとも「Large」?

また多くの人が知らないポイントとして、英語圏で何かを注文する場合、私たちは通常、「S size」、「M size」、「L size」とは言いません。S、M、Lはそれぞれ「small」、「medium」、「large」を表すので、あなたのお気に入りのハンバーガーチェーンでSサイズのポテトとMサイズのドリンクを注文する際には、「I’d like a small fry and a medium drink, please.」と言いましょう。

Incorrect and Correct!

I'd like an S size potato and an M size Coke, please.

I’d like a small fry and a medium Coke, please.

まとめ

これらの細かな点を直していくと、海外のレストランで話したり注文したりする際に、あなたの英語がより自然な英語として聞こえることでしょう。あなたがより自信をもって、次回の旅行へ行くことができることを願っています。

私たちエクスリンガルでは、生徒さんたちが、海外で食事をしたり、旅行をしたり、またビジネスの会議へ出席したりなど、実社会でのシチュエーションに対応できるようにサポートすることをとても大切にしています。旅行を計画されている方、海外からのお客様をおもてなしされる方、また単により自然な英語で自己表現をされたい方など、エクスリンガルのレッスンは実践的で楽しく、そして生徒さんの様々なニーズに合わせてデザインされています。

今回ご紹介したような表現をもっと学びたい方、ロールプレイをしながら自信をつけたい方、そして十分なサポートのある環境で個人的なフィードバックを受けたい方は、ぜひ無料レベルチェックレッスンと無料体験レッスンをご受講くださいね。あなたの英語力向上を全力でサポートさせていただきます。

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